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IPアドレス分散のSEO効果について

2007年の後半からIPアドレス分散の重要性が叫ばれ始めて来ましたが、果たしてIPアドレス分散をするとSEOの効果が高くなるのでしょうか?
答えは否です。SEOの効果はまったくありません。

一部のSEO対策業者やリンク販売会社は、IPアドレス分散がSEOに効果があるとか、SEOに有利とかIP分散を特徴のひとつとしてPRしていますが、IPアドレスを分散したからといって、検索順位があがるわけではありません。
IPアドレス分散が注目された理由は、同じサーバ(=同じIPアドレス)で衛星サイトを多数作成し、目標サイトにリンクしても効果がなくなったので、グーグルが自作自演と見抜いて被リンクの効果をなくしたのだろうという推測して、違うサーバ(=違うIPアドレス)に分散させて被リンクさせたところ、効果が復活したことからでてきたものです。

このことから、単純に考えると効果が上がると思ってしまいますが、マイナス(効果なし)がゼロ(普通)に戻っただけで、プラス(効果あり)にはなりません。

したがって、IP分散をしたからといってSEO効果が高くなることにはつながりませんが、作為的で不自然と見抜かれない効用はあります。

しかしながら、一見自然に見えるIPアドレス分散でも、現在はグーグルが賢くなっているので、自作自演と見抜ぬかれて効果がなくなっている事例もでてきているようです。
せっかくIPアドレスを分けても、アナリティクスやアドセンス・ユーチューブ・ウェブマスターツールなど、グーグルのサービスを同じアカウントで利用していれば、同じ運営者だとわかってしまいます。

また、グーグルのサービスを使わなくても、同じパソコンで運営・管理・修正などをしていれば、更新時間が同じだったり、滞在時間が多かったりして、いずれは気づかれてしまうと思われます。(既にばれているかも知れません)
したがって、本当に自然なIPアドレス分散の自作自演サイトを運営したければ、グーグルのサービスは一切使わず(使う場合はアカウントをすべて分けて)、サイトごとに違うパソコンで運営・管理をするしかありません。なお、会社内の同じワークグループのパソコンは同一IPなので不可です。別会社のパソコンや、自宅・実家・ネットカフェなどサイトによって管理するパソコンを決めるなど、大変な苦労がないと自然な被リンクを受けられません。

当サイトの被リンクの大半は、当社とは管理・運営が違う(個人・法人の)管理人が運営しているサイトに設置しますので、他社とは違うより自然な被リンクを受けられるサービスになっています。